今回は新たに阪大に入学する皆さんのための記事です!
いまだコロナの影響は続いており、4月に入学する新大学1年生の皆さんの中には阪大での新生活をイメージしづらい人も多いのでは?
私自身振り返ってみると、今年は
・新しい環境での戸惑い
・コロナによる様々な制約
に振り回され、
「なんか思ってたのと違う」
という思いを持ちながら生活していると、気づけば1年が終わっていました...。もったいなかったなあと感じます。自分よ、その1年は返ってこないんだぞ。
せっかく新たな環境でスタートを切る大学1年生の皆さんには、私のような苦労・失敗を回避して充実した大学生活を送ってほしい!
ということで、今回は、大学1年生を終えたてのライターが、コロナ禍で困った経験とその対策をご紹介します。
コロナ禍に大学に入学して困ったこと3つ
1.人間関係を深めるのが難しい
コロナ禍では、大学の授業、サークルの新歓や活動、新入生同士の交流会などほとんどすべてがオンライン開催になりました。
私は「自分から動かないと友達ができない!人間関係を広げないと!」と焦りを感じ、とにかく色々な交流会やサークルの説明会などに参加しました。そのことで、一気に「オンラインでの知り合い」が増え、各団体のミーティングなどに参加するようにもなりました。
こうして人間関係を「広げる」ことはできたものの、「深める」ことが意外と難しい!
いちばんの理由は、オンラインでのサークルのミーティングではその活動に集中していて、活動と関係のない雑談やちょっとした交流をすることが少ないことだと思います。
加えて、オンラインで人と話す際には実際に会って話す時よりも
・画面に向かう必要がある
・話すタイミングに気を遣う
・リアクションにも気を遣う
といった特徴があり、意外と大変。HP消耗量も倍増します(筆者本人比)。
そうなると、新たに出会った大勢の人との人間関係を深められるようにじっくり話をすることがなかなか難しくなってしまいました。
結局「手に負えない活動量やん...」「サークルにはいっぱい入っているけど仲が良い人って少なくない...?」と気づき、愕然としました笑
解決策:取捨選択する
コロナ禍で色々な活動がオンライン主体になった分、気軽により多くの団体の活動に出たりインターネット上の人間関係を広げたりすることができるようになりました。
言い換えれば、無限に手を広げることができるということです。ここが落とし穴!
私はまんまとこの罠におちいりました。
スケジュールのパンクや人間関係の浅さに気づいた時のショックは結構大きかった...!
色々な人や団体と出会う機会を広げるのはもちろんいいことです。
一方で、徐々に自分のキャパの範囲内で楽しく頑張れるくらいの数の付き合いに絞り込み、それを特に優先するのもアリではないでしょうか。
2.入学前後の手続きにバタバタ
パソコンの準備、色々な費用の支払い、そして授業の履修登録、教科書の購入など、合格発表~授業開始までにはとにかくやることが多い!
こうした手続きが多いのはコロナ禍でなくても同じですが、コロナ禍では学部の同級生や先輩と情報交換をする手段がほとんどなく、スケジュール管理や疑問の解決がより大変でした。
私が一番困ったのは履修登録。どの授業を選べばよいのか、何コマくらい授業をとるのが適量なのかという情報をうまく集められなかったし、それを相談する友人もまだ4月初めの時点ではいませんでした。
結局、大学から公式に配られた履修の手引きを頼りに関心がある授業を片っ端から登録してしまい、21コマも履修することに(筆者が所属する人間科学部1年の中では最多レベル!そしてその事実を知ったのは秋冬学期末でした笑)。
それはつまり、日々大量の課題やパソコン画面と向き合うことを意味します。
大学からの案内と自分の読解能力だけを頼りに、もれなくすべての手続きや授業準備をするのは思いのほか大変です...!
解決策:信頼できる情報を自分から集める
サークル、入学手続きや履修について決断するときには情報が必要ですよね。
今の時代、ネットで検索すれば星の数ほど情報は出てきますが、自分の必要とする正確な情報は案外少ないもの。
そこでおすすめするのは、
・まずは公式な場で情報を探す(例:阪大のウェブサイト、大学祭中央実行委員会主催の新歓など)
・学部のライングループなどを活用して同級生と情報共有する
・信頼できる友人や先輩に自分から相談する
ことです。
公式なソースから発表された情報や親しい人から得た情報など「信頼できる」情報を優先して積極的に集めるのがいいと思います。
私自身は1年生の初めのころ、暇つぶし&情報収集のためにTwitterで大量のアカウント(主に大学のサークルや先輩・同級生らしき人のもの)をフォローしまくりました。
でも、そこでタイムラインに流れてくる「受け身でも得られる情報」よりは、リアルの友人に相談したり、Twitterを運営している人にDMしたり、公式ウェブサイトを自分で熟読したりして得た「自分からとりに行った情報」の方が圧倒的に役立つことが多かったです。
3.トラブル色々...バイト
大学に入ったらアルバイトで稼ぐぞと思っている人も多いですよね!
ですが、以上で書いてきたように、とにかく家族以外に相談できる人が少ない状態だとバイトに関する情報を集めるのもひと苦労です。
私の場合はと言うと、大学に受かってからしばらくはバイトしていませんでした。バイトの探し方があまりよくわからなかったのと、大学での生活リズムをつかめていなかったからです。
その後、高校時代の先輩がバイトしている塾と、大学でバイトすることになりました。
一方同級生の中には
「バイトを始めたいけど探し方がわからない!」
「バイトを始めたけどコロナの影響で出勤日が減らされた...」
「バイト内容が思っていたのとちがっていた...」
などバイトに関する悩みを抱えている人も実際にいます。
このように、自分に合った条件のバイトを探すのは案外難しいものです。人との情報交換がしづらいご時世ではなおさらですよね...。
解決策:情報を集める、自分なりの基準を持つ
バイトを探すには色々な方法がありますが、ここでも信頼できる先輩や知り合いに相談するのがいいと思います。
バイトの検索サイトや求人広告のようなものから探すのもいいのですが、職場の実際の雰囲気や仕事の内容などは人に聞くのが一番。
そのためにも、大学入学以前の人間関係も大切にしたり、入学したての頃はいろいろな人との関係をつくっていったりするのが大事です。
また、バイトを選ぶとき「週〇回までなら働けそう」「職場は大学(or自宅)の近くがいい!」など自分なりの基準を持っておくこともとっても大事です。
無理なく働けるよう、自分なりの基準にマッチするバイトを妥協せず探しましょう。それがトラブル回避につながります!
まとめ
・人間関係が深まらない問題→取捨選択しよう
・入学手続きや履修が大変問題→自分から信頼できる情報を集めよう
・バイトに関する問題→周りの人から情報を集め、自分の基準を大切にしてバイトを選ぶ