こんにちは!
ライターのFishです。
連載企画《阪大教員と♯○○》!
今回は
《小田桐ジェイク先生 × ♯人生》です!
ジェイクさんは大阪大学で文学を研究する大学院生でありながら、時々先生もするイレギュラーな存在!
特別枠 「大学院生(時々教員)」を開拓した(?!)ジェイクさんの人生を聞かせてもらいます!
日本古文に通じているジェイクさんの、上品な雰囲気漂う言葉遣いもお楽しみください~!
Contents
ジェイクさんに6つの質問!
毎日の習慣は?
習慣はありすぎて、友人に批判されたこともあるよ。(笑)
①毎朝5時に起きて、②ご飯を炊く。それから、③歯を磨いたり朝の準備をしたら、④お弁当を作ります。1日家で研究する日でも、必ずお弁当を作る。

その後は、⑤朝ご飯を食べて、⑥6:30くらいからロードバイクで46キロ走ります。帰ったら、⑦腕立て伏せとか筋トレをして、⑧運動後のおやつを食べながらユーチューブを見て、⑨シャワーを浴びたりして10時から研究開始!
毎日、同じ時間に同じことをして、食べるものも、夜以外は毎日同じ。体が覚えてるから、ほとんど無意識に毎朝の習慣をしながら、脳は研究や人生のことを考えている。行動しながら、瞑想の場にもなっているんですよね。この習慣が1日のいいリズムをつくってくれます。
おうち時間が増えて新しく始めたこと。
中学生の時にしてたゲームを改めてはじめました(笑)「Tomb Raider III」(1998)というゲームで、懐かしさもあるし、意外と新鮮。
趣味・特技
自転車の修理が好きですね。ロードバイクが好きで、毎日走ってますが、タイヤとかサドルのカスタムや、チェーンの修理とか、何でも自分でします。

好きな人(or尊敬する人)
「挑戦することが怖くない人」。
今の時代に「オリジナル」な、あたらしいものをつくろうとしたら、もう既に出来上がっているモノがあるから、別の何かを組み合わせる必要があると思っています。私は、例えば、太宰治の『人間失格』と、デザインを組み合わせた、新しい領域の研究をしているけど、今まで組み合わされなかった組み合わせを思いついた人は、尊敬するし面白いと思う。
今持っている目標
博士号を取得することが今一番の目標!それから、自分の専門(文学)を生かせる仕事に就きたいですね。研究者になることが最も大きな目標。
どこに行ったら会えますか?
阪大キャンパス周辺のスーパーのビール売り場か、朝早くに道路をロードバイクで走ってますよ(笑) あとは、文学研究科の研究室かな。
座右の銘・大切にしている言葉は?
——「とりあへずやつてみないとわからない」
(取り敢えずやってみないと分からない。)
新しいことに挑戦することに、不安があるのは当たり前。新しい領域の研究にしても、フルマラソンにしても、やってみなければどうなるかわからないから、何事もとりあえずやってみることにしていますね。
人生での挫折経験と、そこから学んだこと。
——大学(学士)卒業後に大学院に入りたかつたが、経済的な理由ですぐに進学できず、とりあへず就職する、と決めたこと。
その仕事が望ましい、夢の仕事ではなかったけれど、3年間、日本の中学校及び小学校で仕事をすることができたので、いわゆる義務教育の現場を体験することができてよかったですね。私は、アメリカで義務教育時代を過ごしたから、アメリカと日本の状況どちらも知っていることはすごく自分にとってプラスでした。茨城県の田舎の学校で、先生をしていたのですが、濃い人間関係など、地方の良さに惚れて、今では地方の大学で研究者(大学の教員)をしたいなと思っています。

いつもエネルギーがみなぎっているジェイクさん、その秘密は朝の習慣にあったのか!
かなりストイックな習慣は驚きですね!
さて、後編は2020年11月16日(月)に公開予定です。
後編では、ジェイクさんの学生時代の夢や理想的な未来を語ってもらいます!
どうぞお楽しみに!