連載企画《阪大教員と♯●●》
今回のコラボレーションは、《小田桐ジェイク先生×♯旅》!
B3(Bikes, Books, Beer)をこよなく愛するジェイクさんに、旅について語ってもらいます!
旅は好きですか?なぜ?
―好きで嫌ひ。新しいところへ行くのが好きだけれど、新しいところに行くと不安になる。
いろいろな人に出会えたり、場所を知れるから楽しくて好き。でも同時に、道が分からなかったり、言葉が通じないのは不安。
台湾に行ったときに、おなかを壊して、病院に入院したんだけど、台湾の病院の夜は恐かったな。みんな苦しんでいるし、何を言っているかわからなかったから。
去年、青森の津軽に行った時は、津軽弁がどれだけ濃いのか、言葉が理解できて通じるかが不安だったけど、北海道弁に似ててすごく安心した(笑)北海道には長く住んでて、北海道弁は得意だから。
津軽で、ローカルなラーメン屋さんに入った時は、白人の外見だからお店の人に驚かれたけど、「大丈夫ですよ。日本語話せます。」と言ったら安心してくれて、結局1時間以上話したりもしたな。(笑)
日本を旅した時に、白人の外見だから、「えええ、英語話せない、、、!」みたいな感じで驚かれることが少し苦手だけど、自分から日本語で話せたらすぐに打ち解けられるから、それが楽しいな。

今一番行きたい場所?
―「一番」はないが、デンマーク及び北欧(スウェーデン、ノルウェー)、ドイツ、ロシア、アイスランド、メキシコ、南アフリカ、オーストラリア、北カリフォルニア(サイクリングの天国らしい!)
デンマークと北欧は、北欧の血を引いているから、自分のルーツを探しに出かけたいな。
アイスランドは、すごく自然がきれいだと聞いたから、憧れている。
前述した、行きたい場所全部に、自転車を持っていってサイクリングをしたい。特に、オーストラリアや北カリフォルニアは、車や人が少なく、何も障害物がなくて、サイクリングの天国と聞いているから、ワクワクしますね。
旅の醍醐味とは?
―一緒に旅する人と共有する時間。相手によつて、旅の味はひそのものが変はつてしまふ。
特に去年の3つの旅は、相手に恵まれたから、もう、楽しい記憶しかない!
去年の早春に行った韓国は、韓国で日本語教師をしていた先輩と行って、ローカルな場所にたくさん連れて行ってくれたし、先輩が韓国語を話せるから、韓国のローカルな姿を味わえて本当に楽しかった!

ゴールデンウィークに日光市と会津地方に旅した時は、茨城県で働いていた時の旧友と行って、いろんな議論ができてすごく楽しかった。その友人は、理系で、俺が文系だから、新鮮な考え方を沢山知れて、本っ当に楽しかった!

夏に、青森県の津軽に行ったけど、興味も感覚も合う人だったし、お互い自由に旅できたから、すごく楽なリラックスできる旅でしたね!
一緒に旅する人が、旅の味の決め手で、重要だと思いますね。
一番心に残っている旅の経験を教えてください。
―これも「一番」がない。多すぎるから。
去年の夏に青森県津軽地方の旅は、これまでの人生において、相手も環境もサイクリングの場所も、すべてが揃っていたから、すごくよかった。
ただ、他にも、これまでの人生における、素敵な旅があるので、「一番」は決めづらい。
旅先で絶対にすること。
―サイクリング、現地の雰囲気を吸ひ込むこと。観光地を避けることは絶対にする。

旅することが好きだけれど、観光地は大嫌ひ!!否、大大大大大嫌ひ!!(笑)
ローカルな場所に行って、ローカルな経験をすることが大好き。
例えば、現地の人だけが行きそうなカフェに行って、本を読むふりをして、現地の人の会話を聞いたりする。現地の雰囲気を知れるからね。
サイクリングは、サイクリング自体が大好きというのもあるけど、サイクリングをすることで、旅先ならではの貴重な経験ができる。
現地の、本当の姿は、ローカルな場所でこそ体験できると思うな。
「やりたいことが多すぎる!人生は短すぎる!」と毎日わくわくしていて、エネルギーに満ち溢れているジェイクさん。
私も、ジェイクさんみたいにきらきらした目を忘れないで生きていきたいなー!
小田桐ジェイクさん×人生 もぜひご覧くださいね!