新入生のみなさん、合格&入学おめでとうございます!
さて、受験戦争を経て入学したみなさんを待ち受ける関門が「履修登録」ですよね。
必修の科目(語学・学部必修の授業など)は取らざるをえませんが、それ以外はどの科目を取るのか、自分で自由に決めることができるんです。
だがしかし、「自由にとっていいよ」と急に言われても、
「どの科目をとればいいんだ?」
「何個ぐらいとればいいの?」
など疑問は尽きないですよね。
そこで今回は、みなさんの先輩(2回生、3回生)の例を見ながら、
・1週間で何コマくらいが目安?そのうち基盤教養科目は何コマくらいとるの?
・おすすめの基盤教養科目は?
こうした疑問に答えていきます!
Contents
基本のき
大学では、自分がとる授業を決めるために「履修登録」をします。
ただし、ゼロからすべての科目を登録するわけではありません。
学部の必修科目や、もともと受けるクラスが決定されている第二外国語の授業は時間割表に載っていることがほとんどです。
履修指導で学籍番号を受け取ったら、一度KOAN koan.osaka-u.ac.jpにアクセスして時間割表をチェックしてみましょう!
(KOANは、履修登録や成績確認、色々な連絡を確認するための阪大生向けページです)
ではどの科目を登録しなければいけないのかというと、1年生のみなさんは基本的に
①学問への扉
②健康・スポーツ教育科目
③マルチリンガル教育科目(主に、同じ時限に複数ある英語のクラスからどれかを選択する)
④基盤教養科目
の登録をします。
この中の①~③は、どの授業をとるか選ぶ必要はありますが、開講される時限が学部ごとに決まっているので実は選択の幅は広くありません。
(詳しくは、全学教育推進機構のサイトhttps://www.celas.osaka-u.ac.jp/fresher/に載っている自分の学部の時間割表を見てみてください)
ですが④「基盤教養科目」は①~③の科目が入っていないコマにならどこにでも入れられるうえに選択肢が膨大。しかも何個とるかは自己判断です。
つまり、どのような基盤教養科目を何個とるかによって、学ぶ内容や1週間の総コマ数が大きく変わってきます。
ということで、以下では特にコマ数と基盤教養科目に注目していきます!
1週間全体のコマ数&基盤教養科目のコマ数
まずは、1セメ(1年生の春夏学期)の基盤教養科目のコマ数・1週間の全体のコマ数を聞いてみました!
文学部
Aさん
1週間のコマ数:13
基盤教養科目のコマ数:3
Bさん
1週間のコマ数:15
基盤教養科目のコマ数:6
Cさん
1週間のコマ数:14
基盤教養科目のコマ数:4
人間科学部
Dさん
1週間のコマ数:19
基盤教養科目のコマ数:6
法学部
Eさん
1週間のコマ数:15
基盤教養科目のコマ数:5
Fさん
1週間のコマ数:15
基盤教養科目のコマ数:5
経済学部
Gさん
1週間のコマ数:15
基盤教養科目のコマ数:9
こうしてみると、学部内でほぼ同じコマ数のこともあれば、バラつきがあることもありますね。
ちなみに平均をとってみると、
1週間の平均コマ数:15.1
基盤教養科目の平均コマ数:5.4
となりました。
先輩おすすめの基盤教養科目はこれだ!!
さらに、基盤教養科目の中でおすすめの科目を聞いてみました。
芸術の歴史
口コミ:
先生自身が研究の第一人者の方で、実体験を混ぜながら授業をしてくださり、非常に興味深かった。
人間学の考え方
口コミ:
時間論や運命論といった哲学的なテーマを丁寧に解説してもらえて面白かった!
西洋史学基礎A
口コミ:
先生が面白かった!
現代キャリアデザイン論
口コミ:
数少ない、他の受講生と活発にコミュニケーションが取れる授業。
楽に単位が取れるし、友達が作りやすい。
経済学のための数理・文理融合に向けた数理科学
口コミ:
オンデマンド授業で課題が緩かった
中東の文化と社会を知る
口コミ:
成績評価の6割が出席点で単位が取りやすい。
こう見ると、
「内容や先生が面白い科目」「成績評価や課題の内容のおかげで単位がとりやすい」科目が人気のようです!
ライター個人の意見としては、まず自分の興味関心に合う授業を優先してとるといいと思います。興味があれば、ちょっとくらい課題が重くても楽しみながら頑張れますからね。
ただし、あまりに試験やレポートの比重が重かったり、毎回の課題が多すぎると感じた授業は避けていました…笑
上記のようなことを考えるためには、KOANで見られる各授業の「シラバス」を確認するのがマストです!
特にシラバスの中でも「授業計画」「授業外における学習」「成績評価」の項目をチェックすると、自分に合う授業かどうか見極めやすいです。
おまけ 単位ってどのくらい取れるの?
阪大は単位がとりにくいといわれることがありますが、実際どうなのでしょう?
これも先輩に聞いてみました。
その結果は…
「1セメでどれぐらい単位がとれましたか?」
81.8%の先輩がフル単(全科目の単位をゲット)
18.2%の先輩が8~9割の科目の単位をゲット
今回のアンケートでは、とれた単位が8割未満の人はいなかったようです!!
ライターの経験では、授業にきちんと出席し、出すべき課題を出していれば基本的に単位を落とすような成績をつけられることはありませんよ!
まとめ
・まずKOANや全学教育推進機構のサイトを確認しよう!
・選択の余地の多い基盤教養科目は、先輩のコマ数やシラバスの内容を参考に吟味しよう!
・単位はやるべきことをやっていればとれる。